育休明け半年、息子1歳ですが、転職活動を始めました。
やってみるとなかなか難しい挑戦みたいなので、参考までに記録していきます。
今の職場から転職したい理由
現在は、地方都市で働くグラフィックデザイナー。
今の職場はもう10年以上在籍しているのですが、実は5年前くらいから良い企業があれば会社見学をしたり面接をしたりしていました。
現職から離れたい理由
- 担当業務を長年続けており新しいことができず、これ以上良いものを作るモチベーションが上がらない
- やりたい業務が「制作」から「人と話す仕事」に変わってきた
- 職場の環境では良い刺激がなく、これ以上自分の成長がないと判断した
- 職場で苦手なひとがおり、体調を崩した
業務自体は長年いてすっかり慣れたし、怒られたりすることもなくなったので相当楽なのですが、これにあぐらをかいていては腐ってしまう。もちろんこの場で色んな新しい挑戦もしたのですが、周りが新しいことは好きじゃない人たち。やっている業務も固定されてしまい自分が誇りを持てないこと、妊娠してしまうと転職しにくくなることにもやもやしていました。
妊娠前の転職活動、タクシーで泣く。
結婚後に本格的に転職活動を始め、何社か受けました。
デザイン業界でそこそこキャリアがあったので、書類はよく通ったのですが、問題が2つありました。
- その時の給料が高すぎて、「うちでは減給になるのでちょっと…」と遠慮された
- デザイン業界は残業が多く、結婚後も働く女性が少なくイメージが湧きにくかった
「どうしてそんなに給料もらっているのにうちに来るの?」と聞かれることが何度か。私としても妊娠前でお金を貯めたい時期だったので、大幅な減給は心苦しいものがあったので、減給の条件で受かった企業にはいけませんでした。
また、妊娠希望であることを面接で言うと軽く引かれてしまった企業もありました。「子どもにとって大事なのはお母さんだしねえ…(子どもができたら働かないべき)」と時代錯誤なことも言われてしまいました。その企業で働いている女性は妊娠したら退職するんでしょうか? 疑問です。
そんなことを言われた面接の後はショックで電車に乗る気もなく、タクシーを拾って運転手さんに泣きながらそのことを話しました。運転手さんはとっても良い人で、「面接は疲れるよね。お疲れさま。今の会社で産休に入ってしまうっていうのも有りかもしれないよね」と話してくれました。
今の職場のまま妊娠中にストレスを抱えるのは不安だったのですが、いくつも企業を受けてみて分かったのは、「私にとって多少、環境を我慢しても高給なのは魅力だ」ということでした。人には勧めませんが、環境が良さそうだけど減給になる企業に受かった時になかなか喜べなかったことで自分の優先順位が判明し、転職を諦めました。
ちなみに、産休育休では月給の2/3、1/2などの給付金が出るので、高給の段階で産休に入るのは金銭的にはとてもメリットでした。
第一子の産休育休からの復職、給料が半額以下に!!
結局そのままの職場で我慢し、第一子を妊娠! 苦手な人との仲が解消されなかったため引き継ぎが微妙なところもありましたが、産休育休に入りました。我慢した甲斐があって給付金の恩恵がすごい!!
子ども 1歳2ヶ月で復職。
復職すると、なんと、、フルタイム復帰なのに、給料が半額以下に。
これは労基法に反することもあるので厚労省の窓口に電話相談もしてみたのですが、特殊な労働契約だったために変更できませんでした・・・。
復帰後の給料については、休暇前に話し合いするのが吉です!!泣
でも逆に、妊娠前にネックになっていた転職しにくい理由のひとつが解消されたので、転職できるかもしれない。
さすがに復帰後すぐは申し訳ない感じがしたので、半年過ぎた頃に転職活動を再度始めました!
続きます!